「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ザ・カー』(1977年:ジェームズ・ブローリン、ロニー・コックス)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」まるで戦車のような頑丈な車が次々に人を襲うホラー映画。どこまでも追いかけてくる邪悪な車。スリリングな展開に注目です。

1.ストーリー
突然どこからか現れた車が人々を襲う。

2.キャスト
ジェームズ・ブローリン(保安官)
キャスリーン・ロイド(教師)
ロニー・コックス(保安官)
R・G・アームストロング(暴力男)    

3.注目のシーン
①主役
ある町の保安官ウェイド(ジェームズ・ブローリン)。妻とは別れたが、かわいい二人の娘がいる。恋人は教師のローレン(キャスリーン・ロイド)。のんびりした町で平和に暮らしている。

②悪役
突然現れた車(ザ・カー)。自転車で楽しむカップルを襲撃。その後も、ヒッチハイクの学生、保安官、子供らを襲撃。銃で撃たれてもビクともしない頑丈なボディ。ドアには取っ手もなく、運転手の姿は見えない。

③キャラ
ウェイドの勇ましい彼女ローレン、娘、同僚ルーク(ロニー・コックス)ら。

④アクション
何と言っても車が暴れ回るシーンが迫力。砂漠を疾走し、崖を登るウェイドを落とそうと山に体当たり。何ともタフな「ザ・カー」。銃で撃たれてもノーダメージ、ということで銃が印象的になるシーンは少な目。

⑤演出
正体不明な車。墓地に逃げ込んだ子供たちを威嚇するが墓地には突入できない。また、いつの間にかウェイド家のガレージに侵入していたりするなど、ちょっとしたユーモアを感じるツッコミどころも。

4.感想
ストーリーはシンプル。車が人を襲う、というもの。スティーヴン・スピルバーグの『激突!』(1971年)に似たコンセプトの映画。突然現れた「車(ザ・カー)」。この町で人を襲う前はどこにいたのだろう、という気もする(それまでにも「犯人不明のひき逃げ事件」があったかもしれない)。なかなか執念深い「ザ・カー」。ヒッチハイクの学生やローレンに「イカレ野郎」とののしられて、キッチリ報復。タイヤも銃ではビクともしない頑丈さ。「運転手の顔が見えない」のは「人間」ではなく「車の怖さ」を強調する演出。やられっぱなしの保安官たち。「ザ・カー」にワナを仕掛けて始末しようとするが、どんな結果になるか? 「ザ・カー」の暴れっぷり&カーチェイス、ウェイドの娘役の女の子(実にかわいらしい)、保安官たちの作戦に注目のサスペンスなホラー作品です。

ロニー・コックスエディ・マーフィビバリーヒルズ・コップ』(1984年)では「ボゴミル警部補」役、『ロボコップ』(1987年)ではオムニ社の幹部「ディック・ジョーンズ」役、アーノルド・シュワルツェネッガートータル・リコール』(1990年)では「コーヘイゲン長官」役を好演。

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