「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『殺人魚フライングキラー』(1981年:トリシア・オニール、ランス・ヘンリクセン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ある島のホテルを殺人魚が襲うパニック映画。ジェームズ・キャメロン監督(途中降板)。恐怖、珍演出、空飛ぶ殺人魚の正体に注目です。

1.ストーリー
ある平和な島に殺人魚が現れ、ダイバーやホテルの宿泊客が被害に。

2.キャスト
トリシア・オニール(インストラクター)
ランス・ヘンリクセン沿岸警備隊員)
ティーヴ・マラチャック(謎の男)

3.注目のシーン
①魚
ある島が舞台。ダイビングを楽しむカップルがヘンな魚に襲撃され、死亡。それを皮切りに次々と犠牲者が。

②キャラ
殺人魚の存在に気付いたダイビング・インストラクターのアン(トリシア・オニール)。犠牲者を調査しようとしたり、殺人魚が存在する証拠を集めようとしたり。アンの夫スティーブ(ランス・ヘンリクセン)は沖に出た息子をヘリを使って捜索。ホテルの支配人ラウルは経営が最優先の姿勢であるため、ホテルの仕事を拒否するアンを解雇。アンに接近するタイラー(スティーヴ・マラチャック)。この男は何者なのか?

③パニック
海中で襲われるダイバー。船でくつろぐおねえちゃんたち、ホテルでイベントを楽しむ人たちも殺人魚に襲われる。群れをなして空を飛ぶ殺人魚。アンやスティーブらはどうやって危機を乗り越えるのか?

4.感想
珍作。どこかで見たことがあるようなシーン、ツッコミどころ、お色気シーンの映画。『ターミネーター』で有名なジェームズ・キャメロンの「初監督作品」とのこと(途中で降板したらしいが、一部でも監督したら「監督作」という扱いになるらしい)。海中で人が襲われるシーンはまさに『ジョーズ』(1975年)。沖に出た息子を助けようとするスティーブはまさに『ジョーズ2』(1978年)のブロディ署長(ロイ・シャイダー)。スティーブが息子を助けようとヘリを捨てて爆発させるシーンは珍シーン。ステキなおねえさんがくつろぐシーンはサービス精神にあふれた演出。個性的なのはやはり「魚が空を飛ぶ」ところですかね。「陸に上がれば大丈夫」と思ったら、そうはイカのどんぶり。ビーチでくつろぐ人たちが無惨な姿に。コレは「意外なモノに襲われる恐怖」を描いた映画。珍作ですが、怖さは充分。予期せぬタイミングで何らかの被害にあったことがある人はこの映画が怖い作品であると感じるはず。海には危険な生き物がいっぱい。見所がたくさん。謎の男「タイラー」にも注目です。

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