「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ローマの休日』(1953年:オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ヨーロッパの王女が一日だけ自由に過ごすロマンティックコメディ映画。名シーンの数々。「二人だけの思い出」に注目です。

1.ストーリー
ヨーロッパの王女がハードスケジュールに耐えきれず、ローマの町に飛び出す。

2.キャスト
オードリー・ヘプバーン(王女)
グレゴリー・ペック(記者)
エディ・アルバート(カメラマン)

3.注目のシーン
①主役
ある国の王女アン(オードリー・ヘプバーン)。ヨーロッパ諸国を訪問。世界の要人との面会などで気を使う毎日。明日も大忙し。ついに耐えきれなくなり、ローマの町に飛び出す。

②記者
アンが町で寝ているところに通りがかったアメリカ人記者ジョー・ブラッドレー(グレゴリー・ペック)。アンが何者なのかも知らず、心配して保護する。

③キャラ
アンが「病気療養中」の王女であることに気付いたブラッドレー。「アンの素顔」をスクープすれば良い記事になる、などと考える。所属する通信社の支局長に「特ダネ」を約束。友人のカメラマン、アーヴィング・ラドビッチ(エディ・アルバート)にアンを密かに隠し撮りすることを依頼。一方、大使館では王女の行方を心配する大使ら。秘密警察もアンを捜索。アンの髪を切った美容師マリオ(パオロ・カルリーニ)はアンを気に入ってダンスパーティに誘う。

④演出
王女のたった一日の休暇をコメディタッチに描いた映画。多くの楽しい演出。要人との面会中にアンの靴が脱げるシーン、ブラッドレーのベッドを占領するシーン、寝坊したブラッドレーが支局長にバレバレのウソ、アンがローマを一人で歩くシーン(美容室、アイスクリーム、花屋)、アンとブラッドレーのデート(コロッセオ、スクーター&逮捕、真実の口、願いの壁、ダンスパーティ&乱闘)。

4.感想
説明不要の不朽の名作。金欠の記者が町で偶然王女を保護して「特ダネ」を狙おうとする話。「王女の素顔」をスクープして5000ドルを稼ごうとするブラッドレー。しかし、心から休暇を楽しむアンを愛してしまう。「特ダネ」と「愛の行方」に注目の映画。「切ない恋」をコミカルに描いていますので楽しく鑑賞できます。スクーター「ベスパ」で町を混乱させるシーン、「真実の口」での騒動が特にオススメ。ブラッドレーがラドビッチを蹴ったり、水を掛けたりするシーンも楽しい。ローマの名所が多数登場。観光旅行気分も味わえる作品です。

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