「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ナバロンの要塞』(1961年:グレゴリーペック、デヴィッド・ニーヴン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」第二次大戦でピンチに陥ったイギリス軍を工作部隊が援護しようとする戦争映画。爆発シーン、精鋭部隊、ドイツ軍に注目の名作です。

1.ストーリー
1943年、イギリス軍がギリシャでピンチになり、精鋭部隊がドイツ軍基地を破壊しようとする。

2.キャスト
グレゴリーペック(精鋭部隊)
デヴィッド・ニーヴン(精鋭部隊)
アンソニー・クイン(精鋭部隊)
アンソニー・クエイル(精鋭部隊)
イレーネ・パパスレジスタンス)

3.注目のシーン
①主役
戦時中の話。ギリシャで進退窮まったイギリス軍。ドイツ軍の侵攻が迫る状況でキース・マロリー大尉(グレゴリー・ペック)率いる精鋭部隊がドイツ軍基地に潜入して破壊工作を行おうとする。メンバーは、爆破の専門家ミラー伍長(デヴィッド・ニーヴン)、アンドレア・スタブロス大佐(アンソニー・クイン)、ロイ・フランクリン少佐(アンソニー・クエイル)、スピロ・パパディモス一等兵(ジェームズ・ダーレン)ら。ギリシャレジスタンスであるスピロの姉マリア・パパディモス(イレーネ・パパス)が彼らに合流。

②悪役
映画の世界ではナチスドイツはいつも悪役。残酷な奴もいれば、理性的な者も(ナチスおなじみ「拷問の専門家」も登場)。ギリシャの住民に圧力を掛け、イギリス軍壊滅を狙う。ドイツ軍人役でウォルター・ゴテルが登場(『007』シリーズでKGBのゴゴール将軍役を演じた人)。

③作戦
ナバロン島にあるドイツ軍基地を目指すイギリス精鋭部隊。しかし、海ではドイツ軍が近辺を通行する船を臨検。しかもその海は波が荒く、島に接近するのも困難。切り立った崖を登っていく精鋭部隊だが、落下して重傷を負う者も。基地に突入、機関銃での戦闘。爆発物を仕掛けるマロリーとミラー。作戦の成果は?

4.感想
ギリシャ軍とイギリス軍が全面協力して撮影された映画(157分もある)。コレは実話なのでしょうか? 少ない人数でドイツ軍基地に潜入。どう考えても成功しないであろう無茶な作戦。実際、この作戦をマロリーに命じたジェンセン准将も「成功しないだろう」などと言う(おいおい)。しかも「精鋭部隊におまかせ」で軍はバックアップしてくれませんでした。それってどうなの? という気もしますが、これは映画ですから(アクション映画ではヒーロー(シルベスター・スタローンチャック・ノリスなど)が一人で大勢の敵をぶっ倒してファンが拍手喝采というのはよくあるパターン)。精鋭部隊のメンバー(メンバー間で不信感が生じるシーンも)、ナチス軍人、レジスタンスの女たち、意外な裏切り者、戦闘シーン(狙撃、銃撃戦、大砲発射など)が見せ場の映画。似たような内容のリチャード・バートンクリント・イーストウッド荒鷲の要塞』(1968年)もオススメです。

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