「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ガンマン無頼』(1966年:フランコ・ネロ、コレ・キトッシュ、ホセ・スアレス)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」テキサスの保安官が父を殺した男を弟と共にメキシコで捜す西部劇映画。銃撃戦、意外な真相、悲しい別れに注目です。

1.ストーリー
正義の保安官が父の敵を生け捕りにして法の裁きを受けさせようとするが・・・。

2.キャスト
フランコ・ネロ(兄)
コレ・キトッシュ(弟)
ホセ・スアレス(父の敵)

3.注目のシーン
①主役
テキサスの保安官バート・サリバン(フランコ・ネロ)。賞金稼ぎが「お尋ね者」を殺すことを許さず。法廷で決着をつけるべし、という考えの持ち主。休暇を取り、父を殺した男「シスコ」を追うことに。一人で戦うつもりだったが、弟ジム(コレ・キトッシュ)が同行。

②悪役
謎の殺し屋「シスコ」。メキシコの町に到着して「シスコ」を捜すサリバン兄弟だが、町の者は皆、口が固い。

③アクション
かつては強盗にすぎなかった「シスコ」。今ではなかなかの大物。郊外にある大きな屋敷に住み、町を支配。不動産業をやっているらしく、カネに困った者から娘を買い取ったりしている。凄腕のバートと「シスコに反感を持つグループ(両替屋がリーダー)」が手を組んでシスコの屋敷に突入。その結末は?

4.感想
復讐モノ西部劇。「シスコ」を捕らえてテキサスに連行して法廷で裁きたいバート。大勢の手下がいる「シスコ」を生け捕りにできるかどうか? 比較的地味な映画。「親の復讐」がテーマのため、主人公らの表情は暗い。しかも、意外な真実を知ってサリバン兄弟は陰鬱な気分に。結局のところ、バートの凄腕(銃の腕は凄いが、パンチやキックはちょっと微妙だった印象)、緊張感が漂う町の雰囲気、シスコ一味との銃撃戦が見せ場の映画。やたら人が撃たれるのには参りますが、「シスコの悪辣さ」を強調する演出なので仕方がありません。主人公バートの魅力で成り立っている映画です。

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