「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ソルジャー・ブルー』(1970年:キャンディス・バーゲン、ピーター・ストラウス)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」1864年に実際に起こった事件を再現した歴史もの映画。白人とネイティブアメリカンの因縁。残酷シーンに要注意の作品です。

1.ストーリー
1864年、騎兵隊がネイティブアメリカンの村を総攻撃する。

2.キャスト
キャンディス・バーゲン(白人女)
ピーター・ストラウス(騎兵隊)
ドナルド・プレザンス(武器商人)
ジョージ・リヴェロ(戦士)
ジョン・アンダーソン(大佐)

3.注目のシーン
①主役
ホーナス(ピーター・ストラウス)所属の騎兵隊。兵士の給料、ネイティブアメリカンに二年間も拘束されていた女クレスタ(キャンディス・バーゲン)を届けに砦に向かう。

②争い
騎兵隊がシャイアン族に襲われ、壊滅。生き残ったホーナスとクレスタは徒歩で砦に向かう。その途中、洪水に遭ったり、武器商人アイザックドナルド・プレザンス)に拘束されたり。なんとか砦の騎兵隊に合流できたホーナス。騎兵隊がシャイアン族の村を総攻撃。シャイアンのリーダー格「まだら狼」(ジョージ・リヴェロ)は最後まで戦い、ホーナスは白人側によるあまりにも残忍な行為に我を失う。

4.感想
1864年「サンドクリークの大虐殺」を映画化したもの。実に傲慢な白人。ネイティブアメリカンを敵視、蔑視。当然、争いに。ホーナスが所属する騎兵隊が壊滅。やられたらやり返せ、ということでアイバーソン大佐(ジョン・アンダーソン)率いる部隊がシャイアン族の村を総攻撃。大砲で爆撃し、ライフルを乱射、焼き討ち、なたで斬りつける。ラストの残酷シーンはトラウマ的な過激さ。しかしながら、これは「昔話」ではありません。現代でも人間は戦争の連続。理由を作っては他人に残忍なことをしています。この映画を観て人間の残酷さや思い上がりに嫌悪感を持った人はマトモな感情を持っているといっても良いのではないでしょうか? 逆にそういった行為を「仕方がない」などと考える人は争うのが好きなんでしょうね(自分がやられた場合でも「仕方がない」と思えるのであれば立派なものです)。「クレスタ」というワケありなキャラ、クレスタとホーナスの出会いと愛、馬を使ったスタント、ラストの一連のショッキングシーンに注目の映画。女性や子供が襲撃されるシーンを観たくない人は鑑賞しないようにして下さい。

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