「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『大西部無頼列伝』(1970年:ユル・ブリンナー、ディーン・リード)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ガンマンがメキシコで改革派に協力してオーストリア人と戦う映画。おなじみ「サバタ」。戦闘、裏切り、砂金をめぐる展開に注目です。

1.ストーリー
ガンマンがメキシコで革命派に協力してオーストリア人と戦うと同時に砂金を手に入れようとする。

2.キャスト
ユル・ブリンナー(ガンマン)
ディーン・リード(画家)
ペドロ・サンチェス(改革派)
ジェラルド・ハーター(大佐)

3.注目のシーン
①主役
おなじみサバタ(ユル・ブリンナー)。銃の名手。個性的な銃を持ち、爆発物の扱いにも慣れている。悪のマードック兄弟を軽く始末した後、メキシコでオーストリア人と対決。

②悪役
少し説明が必要な映画。メキシコでは保守派と改革派が対立。劣勢の保守派はフランスに援助を求め、ナポレオン3世オーストリア皇帝の弟マクシミリアンを傀儡としてメキシコ皇帝に就けた。この映画に登場するオーストリア人はマクシミリアン皇帝の部下。しかし、改革派を処刑するなどマクシミリアン派はなかなか残酷。ということでオーストリア人が悪役になっています。

③キャラ
メキシコの改革派メンバーであるエスクド(ペドロ・サンチェス)、ギターノ(ジョセフ・P・ペルスアド)、セプテンブレ(サル・ボルゲーゼ)と行動を共にするサバタ。サバタと組んで儲けたい画家でありギャンブラーのバランタイン(ディーン・リード)。彼らは武器商人フォルゲン(ジャンニ・リッツォ)と取引をしようとするオーストリア人のスキメル大佐(ジェラルド・ハーター)から砂金を奪おうとする。

④アクション
結局は砂金をめぐる争いが見せ場の映画。バランタインはあらかじめスキメルに接触していたため、砂金の隠し場所を知っている。オーストリア人の駐屯地での戦闘、橋が爆破されるシーンが迫力。酒場での対決、銃撃戦、処刑の危機といった西部劇映画らしいシーンにも注目されたい。

4.感想
いわゆる『サバタ三部作』(『西部悪人伝』(1969年)、『大西部無頼列伝』(1970年)、『西部決闘史』(1972年))の2作目。凄腕キャラ「サバタ」の魅力、戦いで勝負する映画。謎の男サバタ。一作目『西部悪人伝』(1969年)ではリー・ヴァン・クリーフが演じたキャラで、本人によると「法を守る側の人間」ということですが、今回は賞金稼ぎのようなキャラ設定。砂金が欲しいサバタ。チームを組んでオーストリア人から奪おうとするが、革命資金を必要とするエスクド、砂金を独り占めしたいバランタインとの間で温度差が。砂金を手に入れて最後に笑うのは? メキシコ革命の争乱に個性的な演出がプラスされた娯楽作。サバタの変わった銃、スキメル大佐お気に入りの帆船模型(仕掛けアリ)、セプテンブレの「鉄の玉」、ギターノの「死のフラメンコ」、日記に仕込まれた爆薬などが面白かった。キャラ、戦闘、裏切り、個性的な武器が見せ場の傑作です。

ペドロ・サンチェス:改革派の役。『西部悪人伝』(1969年)ではサバタに付いてまわる「むさくるしい男」の役だった。

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