「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『コマンチェロ』(1961年:ジョン・ウェイン、スチュアート・ホイットマン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」テキサス警備隊員がインディアンに武器を提供する集団を追う西部劇映画。警備隊員と「お尋ね者」がタッグを組むバディームービーです。

1.ストーリー
老練のテキサス警備隊員が「お尋ね者」を捕らえたり、インディアンに武器を提供する謎の集団を追ったり。

2.キャスト
ジョン・ウェイン(警備隊員)
スチュアート・ホイットマン(お尋ね者)
リー・マーヴィン(武器商人)
アイナ・バリン(ボスの娘)

3.注目のシーン
①主役
1843年が舞台。ニューオリンズでの決闘に勝利したポール・リグレット(スチュアート・ホイットマン)だが、倒した相手が判事の息子だったことから追われる身に。テキサス警備隊の大尉ジェイク・カッター(ジョン・ウェイン)。ポールを捕らえて、護送。

②友情
ポールを「悪人」と見なすカッターはポールに有無を言わせぬ態度。しかし、悪者ではないと気付いて少し油断。シャベルでドツかれたうえにポールに逃げられる。思わぬ所で二人は再会。カッター&ポールはインディアンに武器を提供する謎の集団を捕らえるために、潜入捜査をする。

③キャラ
船のパーティでポールに接近する謎の女ピラー(アイナ・バリン)。インディアンのコマンチ族に武器を売る商人タリー・クロウ(リー・マーヴィン)。ポールの処遇を考慮するテキサスの判事。大勢のコマンチ&彼らと組む白人集団「コマンチェロ」。こういったキャラとカッター&ポールのやりとりが見せ場。

④アクション
西部劇おなじみ銃撃戦&馬を使ったスタント。打たれた者が馬から落下するシーンは危険なシーン。身体を張ったアクションが展開されます。

4.感想
シリアス系のバディムービー。凶暴化するコマンチ。カッターは知人を殺され、コマンチおよびコマンチに武器を提供する謎の集団を追う。戦いのシーンは迫力。武器商人タリー・クロウはヤバイ奴(カッカしやすいタイプ。頭には皮をはがされそうになった痕があり、そのキズを人に見せて凄んだりする)。カッター&ポールのやりとりはユーモラス(シャベルでカッターがドツかれたり、その仕返しとしてポールが重たい金床を持たされたり)。船でポールに接近する謎の女ピラー。その目的と正体にも注目。そして最後の戦い(大軍を相手に孤軍奮闘するカッター&ポール)。人間関係、銃撃戦(ジョン・ウェインが銃を撃つと必ず命中する)、男女の恋の行方に注目のアクション作です。

スチュアート・ホイットマン:『ビッグ・マグナム77』(1976年)で刑事役を好演。

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