「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『地獄に堕ちて』(1986年:ソフィー・マルソー、クロード・ブラッスール)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」「年の差」夫婦がハイチでのバカンスで倦怠感&恐喝に襲われるサスペンス映画。ワケありな夫婦、事件&結末に注目です。

1.ストーリー
作家の男が妻とハイチに出掛けたが、妻が無気力な状態であることに失望し・・・。

2.キャスト
ソフィー・マルソー(妻)
クロード・ブラッスール(作家)
マリー・デュボア(恐喝屋)
シディキ・バカダ(恐喝屋)

3.注目のシーン
①主役
「年の差」新婚夫婦のアラン(クロード・ブラッスール)&ローラ(ソフィー・マルソー)。アランはそれなりに名を知られた作家であるが、酒におぼれている。ローラは過去に問題を起こしたことがあり、それをアランには隠している。そんな二人が気分転換を兼ねてハイチにバカンスに赴くが・・・。

②事件
若いローラは注意散漫な女。心ここにあらず、といった雰囲気。それが面白くないアランは黒人街で飲み歩き、人気のない暗い道で強盗に襲われる。

③悪党
アランと強盗犯のトラブルを目撃した黒人男テオフィル(シディキ・バカダ)。白人女リュセット(マリー・デュボア)と組んでアラン&ローラを恐喝。「口止め料」として5万ドルを要求。何とかカネを作ろうとするアラン&ローラだが・・・。 

4.感想
個性的なキャラが登場する作品。しかし、結局のところソフィー・マルソーのセクシーな姿を鑑賞する映画。10代の頃からやんちゃだったというソフィー。大人になって奔放な性格をスクリーン上でも爆発。ビーチのシーン、入浴シーンなどで美しい姿を披露。ストーリーはフランス映画らしい「退廃&ひねりを加えた展開」。悪役の恐喝屋は実にイヤな連中。卑劣な恐喝女にローラが一言反撃するが、恐喝女はなかなかのクズっぷりで言い返す。見所は、美しいリゾート地&気だるいアラン&ローラ、旅館の支配人(白人で、黒人のスタッフに厳しい発言。泊まり客にはニコニコ)、バーでの乱闘&その直後の事件、ワケありな警察署長(強引に冤罪。その理由は?)、意外な人間関係、ローラと恐喝女のやりとり、アランと恐喝男の対決、結末。サスペンス&お色気な内容です。
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